固定費・変動費
固定費は売上や生産量が増減しても一定額かかる費用、変動費は売上や生産量に比例して増減する費用のことで、費用構造を分析する基本の区分です。人件費(正社員)、家賃、システムの基本利用料などは固定費、材料費、外注加工費、決済手数料、販売手数料などは変動費に分類されることが多いものの、同じ費目でも契約形態によって扱いが変わります。費用をこの2つに分けることを固変分解といいます。
売上から変動費を引いた限界利益で固定費をまかなえるかどうかが、損益分岐点の考え方の基礎になります。新規事業では、立ち上げ期に固定費を抱えすぎないよう、外部委託や従量課金のサービスを使って固定費を変動費化する工夫もよく行われます。損益分岐点の計算と使い方も参照してください。
「固定費・変動費」が出てくる記事
損益分岐点の計算と使い方:新規事業の判断に生かす方法
損益分岐点の売上高・販売数量の計算式と、目標利益から必要な売上を逆算する方法、価格や費用を変えたときの影響の見方を、架空の数字による計算例で解説します。新規事業の判断に使うときの注意点も紹介します。
新規事業の収支計画(損益計画)の作り方:売上の分解から資金の確認まで
新規事業の収支計画(損益計画)を作る手順を、売上の分解、費用の分類、人員計画、月次での組み立て、複数シナリオ、損益と資金のずれの確認という流れで解説します。架空の数字による計算例つきです。
新規事業の価格の決め方:原価・競合・顧客価値の3つの視点
新規事業の価格は、原価で下限を、顧客が得る価値で上限を押さえ、その間で競合や代替手段と比べて決めます。価格の検証方法、価格体系の選び方、BtoB取引の法令上の注意点、大企業と起業家それぞれの注意点を解説します。
収益モデルの種類と選び方:誰から、何に対して、いつ受け取るか
新規事業の収益モデルを「誰から」「何に対して」「いつ」お金を受け取るかの3つの軸で整理し、販売、継続課金、手数料、広告、ライセンスなど主な型の特徴と、選ぶときの判断基準、事業計画への影響を解説します。
ユニットエコノミクス(LTV・CAC)の考え方と計算の注意点
顧客1人あたりの採算を見るユニットエコノミクスについて、LTVとCACの計算方法、回収期間の考え方、架空の数字を使った計算例、新規事業の初期に数字を読むときの注意点を解説します。