SaaS・PaaS・IaaS
SaaS・PaaS・IaaSは、クラウドの提供範囲による区分で、順にアプリケーション、アプリを動かす基盤、サーバーなどの基礎的な計算資源を提供する形態のことです。
NISTの定義(SP 800-145)では、SaaSは事業者のアプリケーションをブラウザなどから使う形態で、利用者は基盤を管理しません。PaaSは、事業者が用意する言語やツールで作ったアプリケーションをクラウド上に配置する形態です。IaaSは、処理能力やストレージ、ネットワークを利用者が確保し、OSやアプリケーションまで自ら管理する形態です。
下の層ほど自由度が高い反面、利用者が管理する範囲と責任も広がります。新規事業では、業務ツールはSaaSを使い、自社プロダクトはPaaSやIaaSの上に作る組み合わせがよく見られます。自社のサービスをSaaSとして提供する場合は、MRRや解約率などの指標で事業を見ることになります。
参考資料
「SaaS・PaaS・IaaS」が出てくる記事
ゼロから作るか、既存のパッケージを使うかの判断基準
新規事業のシステムを自社開発するか、パッケージやSaaSを使うかは「その機能で勝負するか」で決まります。競争領域の見極め、検証段階ごとの考え方、総コストと撤退時の扱いまで判断軸を整理します。
PMF(プロダクトマーケットフィット)の判断の仕方
PMFは「売れた」という一時の手応えではなく、顧客が離れず、紹介や継続利用が自然に起きている状態です。定量・定性の両面から判断する方法と、判断を誤りやすい点、大企業と起業家それぞれの注意点をまとめました。
新規事業の価格の決め方:原価・競合・顧客価値の3つの視点
新規事業の価格は、原価で下限を、顧客が得る価値で上限を押さえ、その間で競合や代替手段と比べて決めます。価格の検証方法、価格体系の選び方、BtoB取引の法令上の注意点、大企業と起業家それぞれの注意点を解説します。
新規事業の予算額の決め方:検証計画から積み上げ、段階ごとに出す
大企業の新規事業の予算額は、将来の売上から逆算するより、次の段階で確かめることから活動と費用を積み上げ、失ってもよい額の範囲で段階ごとに出すのが基本です。積み上げの手順、見落としやすい費目、執行ルールを整理します。
新規事業での個人情報の取り扱い:取得から漏えい対応まで
新規事業で個人情報を扱うときは、利用目的の特定と公表、安全管理、委託先の監督、第三者提供の同意、漏えい時の報告を設計段階から組み込みます。個人情報保護委員会の資料をもとに、工程ごとの確認点を解説します。
生成AIを使ったサービス開発で確認すること
生成AIを組み込んだサービスでは、自社がAI開発者・提供者・利用者のどれに当たるかを整理し、個人情報の入力、著作権、利用者への説明と規約を確認します。AI事業者ガイドラインと文化庁・個人情報保護委員会の資料をもとに解説します。