会計・税務会計・決算

共通費の配賦

複数の事業や部門が共同で使う費用(本社の管理部門費、家賃、システム費など)を、売上高や人員数などの基準で各事業に割り振ることです。

配賦の基準には、売上高、人員数、使用面積、利用時間などがあり、どれを選ぶかで各事業の利益の見え方が変わります。管理会計上の社内ルールであり、会社全体の利益は変わりません。

大企業の新規事業では、立ち上げ直後から既存事業と同じ基準で本社費を配賦されると、事業そのものの採算が見えにくくなり、撤退判断をゆがめることがあります。そのため、配賦前の事業単体の損益(貢献利益)と配賦後の損益を分けて示したり、一定期間は配賦を猶予したりする運用が検討されます。どちらの数字で評価するかは、事業計画や稟議の段階で経営陣とすり合わせておきましょう。収支の組み立て方は 新規事業の収支計画(損益計画)の作り方 を参照してください。

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