母集団・標本
母集団とは調査で知りたい対象全体、標本(サンプル)とはその中から実際に調査するために選び出した一部を指し、標本の結果から母集団の状態を推し量るのが標本調査の考え方です。
たとえば「国内の中小製造業の経理担当者」が母集団なら、そこから選んだ回答者が標本です。標本が母集団の縮図になっていないと、どれだけ回答数を増やしても結果は偏ったままになります。新規事業の調査では、知人やSNSのフォロワーなど集めやすい相手に偏りやすいため、「この結果は誰についての結果か」を常に意識する必要があります。
調査を設計するときは、最初に母集団を明確に定義し、次にどうやって標本を選ぶか(無作為抽出か、条件で絞った割付か)、何人に聞くか(サンプルサイズ)を決めます。結果を報告する際も、母集団と標本の選び方をあわせて記すと読み手が解釈を誤りにくくなります。
