スイッチングコスト
スイッチングコストとは、顧客が現在使っている製品やサービスから別のものに乗り換える際に負担する費用や手間、リスクのことで、金銭的なものだけでなく、学習の手間や心理的な抵抗も含む概念です。
たとえば業務システムの乗り換えでは、新しい契約費用に加え、データの移行、社員の操作の習得、業務手順の見直し、移行中のトラブルのリスクなどが発生します。スイッチングコストが高いと、新しい製品の方が優れていても顧客は乗り換えを避けがちです。
新規事業にとっては、既存の代替手段から自社への乗り換えを妨げる壁になる一方、一度使い始めてもらえれば継続につながる要素にもなります。参入時は、データの移行支援や既存ツールとの連携、小さく試せる導入方法などで乗り換えの負担を下げる工夫が求められます。
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