資金調達投資契約・株式

取締役指名権

取締役指名権は、投資家が指名する人を発行会社の取締役として送り込み、経営のモニタリングや関与に活用できる契約上の権利のことです。

経済産業省の留意事項は、取締役指名権を投資家が指名する取締役を派遣できる権利とし、取締役会などに投資家が指名する人を出席させるオブザーベーション・ライトと区別しています。取締役は会社法上の役員としての権利義務を負うため、オブザーバーより強力な権利です。

すべての投資家に指名権を与えると取締役会の人数が増え、議論がしにくくなって形骸化するおそれがあると指摘されています。そのため、持株比率や出資額に応じて、指名権を持つ投資家を絞るのが一般的です。非公開会社では、会社法108条1項9号の種類株式で取締役の選任権を定める方法もあります。

参考資料

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